みなさん、ウォーミングアップにはどのくらい時間をかけていますか?
決まったルーティンはありますか?
夏場ならまだしも、この時期はしっかりとウォーミングアップをしておかないと、特にスピード練習では思うように走れないですよね。
ウォーミングアップの目的や効果を知った上で、自分にあったものを見つけて故障予防とパフォーマンスアップしちゃいましょう!!
今回は、ウォーミングアップの目的や効果についてご紹介したいと思います。
①体温と筋温の上昇
体温が上昇することで血流がアップし、身体全体に酸素が多く運ばれるようになります。
また筋温の上昇により、筋肉が柔らかくなり収縮がスムーズに行われやすくなります。
つまり運動しやすい状態を作るためということです。
②関節の可動域が広がる
身体が暖まり柔軟性が高まることで関節が動かしやすくなります。動きが大きく、スムーズになることで怪我予防につながります。
④神経系機能の向上
簡単に言うとスパートやダッシュに対応しやすい状態になります。ウォーミングアップで一度刺激を与えておくことで、神経の伝達速度が速くなります。
アップが不十分だと1本目より2本目が楽だったり、はじめから速いペースの設定がこなせないということになってしまいます。
これでは狙った練習効果が得られなくなってしまいます。
筋温は39℃くらいになると機能が高まると言われていますが、感覚としては汗をじんわりかいてきたなと思ってから数分間動き続けると良いです。
私は12〜15分くらいを目安に、その日のコンディションや身体の感覚で決めています。
また、工夫としてジョグの最後400mくらいを気持ち良くペースアップして終わっています。
もちろんダッシュもします。100mくらいを3〜5本程度行います。
参考になれば幸いです。
また、気になることがあれば練習会などで質問してくださいね。
これから日に日に寒さが厳しくなりますが、体調管理、怪我には気をつけてトレーニングをしていきましょう!
池本愛